2018年1月29日月曜日

経験上

昨日放射冷却で空気中の水蒸気が冷えて凝縮し、積雪の上に「表面霜」が形成されていました。
そして本日の降雪は10cmほど。
視界は時々ガスが出て不良気味。

いわゆる「気持ち悪いコンディション」
ルールが破られて滑走禁止エリアに進入されると…
雪崩を大きく誘発する可能性があるし…
しかし…
ゲレンデにまでには雪崩れない降雪量だと思うけど…
色々頭の中をグルグル駆け巡る。

結局TEST SKI作業は行わず…と判断しました。
午前中に滑走禁止エリアに進入(同じ二人組が2度)されたトラックを見ると…
10cmほどの薄い破断面があって、ボール状のエリアを誘発し、下部まで雪崩れているデブリを発見。
しかも別個でトラバースしているところから2カ所も誘発しているところがあって、
ひとつはゲレンデに十数メートルというところまでに、デブリが来ていました。

これを見せつけられると
お前の判断は良かったのか?…と突きつけられる思いです。

経験上「大丈夫」と思っていても、
事故はいとも簡単にそれを超えてくることを…
肝に銘じておかなければならないと…反省させられる一日でありました。



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